ワンランク上の断熱気密性能と環境性能を持つ
木製サッシを皆様の住宅にお届けします
■■■ 断熱性能 ■■■
住宅の中で熱や音に最も弱い部分は窓です
熱損失でみた場合
住宅全体の40%が窓と言われています
窓の断熱性を向上させるということは
『住宅全体の断熱性能を向上させる』
ことに直接つながります
【木製サッシ断面】 性能 ■熱貫流率:1.45~1.6Kcal/㎡h
■防音性能:40.7db
床、壁、屋根(天井)などにいくら一生懸命断熱材を詰め込んで
も、この窓の断熱性能が低くては冷房や暖房効率も悪く、とても
省エネ住宅とは呼べなくなってしまうのです
しっかりと目の詰まった、良質なパイン材で作られているのがご覧頂けると思います
■■■ 三重ガラス ■■■
ガラスは標準4㎜(機種によって3㎜)のフロートガラスで、ガラス3層が標準です。 2層の空気層は保温性能が一
番率良いとされる12㎜になっています。
断熱性能・気密性能・遮音性能そして環境性に優れた木製サッシはこれからの家造りに最適です。
この木製三層ガラスサッシのガラスとガラスの間の空間は「空気層」と呼ばれ、標準では乾燥空気が注入されてい
ます。 この閉じ込められた12㎜+12㎜=24㎜の厚い空気層が断熱性能を向上させガラス面に起きる結露を防ぐ
のです。
また、より高い性能を追及するお客様のためには、LOW-Eガラスやアルゴンガスを注入したエナジーガラスやスー
パーエナジーガラスなども用意しておりますのでお問い合わせください
■住宅における 夏と冬の熱損失 →
熱を通しやすいガラスをもつサッシは、住宅において一
番の熱の出入り口になってしまいます。
右の図を見ても分かるとおり、
夏では71%、冬では48%
もの大量の熱が移動しているのが分かります。省エネ
ルギー住宅を造るためには、このサッシの熱損失量を
減らすことが必要です。
(財)住宅・建築省エネルギー機構
「次世代省エネルギー早分かりガイド」より
このサッシ断熱性能を上るとエアコンなどの効きもよくなり、小さなエネルギーで環境への負担も減ります。
■■■ 気密性能・遮音性能 ■■■
木製三層ガラスサッシは、断熱性能ばかりでなく気密性能も抜群です
木製の窓枠と木製の障子部分の枠がぴったりと密着するエアタイト構造になっているためにガタツキがなく、住宅の
気密性能の向上にも大きく役立っています。C値と呼ばれる住宅の気密性能にもより効果を発揮してくれるサッシで
す。 この気密性能もあいまって、木製三層ガラスサッシは遮音性能でも秀でた性能を示します
このサッシは室外の騒音を30db以上カットし、プライベートな空間をより豊かなものにしてくれます
住む人に静かな環境を与え、室内ではピアノなどを弾くことで近隣に迷惑をかけるようなこともなく、プライベートな時
間を十分に楽しませてくれます
■■■ 窓拭きのお掃除も楽々 ■■■
スウェーデンで最もポピュラーな左の画像のオーニングサッシは、
換気ポジション付で、2箇所で固定することが出来ます。
窓の障子部分は、180度回転しますので室内側からガラスの外面
を楽々と清掃することが出来ます。
このクリーニングポジションは、特に外から手の届かない2階や3
階の窓にはとても便利で安全です。
また、窓の障子部分が部屋側に出ることが無いので室内の窓際
を美しく飾ることが出来るのもこの窓の特徴です。
■■■ 豊富なバリエーション ■■■
オーニングサッシの他にも木製サッシにはFIX(フィックス・嵌め殺し窓)窓やテラスドアにスライディングサッシ
(片引き戸)、そしてドレーキップ(金物の都合上LOW-Eペアガラス)と、サッシのバリエーションは豊富です。
大きな開口で、多くの光を取り入れることが出来る木製サッシは、全てに於いて高い性能をお届けします。各機種と
も、サイズも豊富に用意しております。一度お問い合わせください。
【テラスドア】
【特注台形FIX】
【スライディングドア】
■■■木製サッシへの思い■■■
オーニングサッシの他にも木製サッシにはFIX(フィックス・嵌め殺し窓)窓やテラスドアにスライディングサッシ
(片引き戸)、そしてドレーキップ(金物の都合上LOW-Eペアガラス)と、サッシのバリエーションは豊富です。
大きな開口で、多くの光を取り入れることが出来る木製サッシは、全てに於いて高い性能をお届けします。各機種と
も、サイズも豊富に用意しております。一度お問い合わせください。
スウェーデンのサッシメーカーは、大小あわせて20~30社あるといわれております。日本と決定的に違うことは、そ
の規模とメーカー数です。日本では20数社も無く、たったの5~6社で、しかも筆頭メーカーを代表するように、工場
は大規模で、設備も最新式のOA化がこれでもかというほどまでに発達しています。
一方スウェーデンでは、メーカー数は多いのですが規模はみな小さく「○○サッシセンター」的な工場ばかりで設備
はご覧のとおり本当にローテクです。
現在、日本は不況の嵐の中で、とうとう借りてきた手法「ワークシェアリング」まで叫ばれるほど就職難ですが、原因
には多かれ少なかれこういった規模、設備の違いもあるのではないでしょうか。
スウェーデンでは、社民党を大援護している労働組合が強く、労働者保護の絶大なる土壌があり、経営者も大きな
設備投資をする場合には、必ず雇用の保証を迫られます。
『機械に設備投資するなら、人に投資しろ』 といった具合に。
故にローテクマシンを使い、人が手作業で作る。生産能力は最新機械に当然勝てないでしょうが、そこまでの設備
は全く必要無いのです。
さんざん設備投資した挙句に、雇用促進の為にわざわざ一人分の仕事を二人で行うのは、それこそ国際競争力を
失うことにもなるのではないでしょうか?もちろん、これはスウェーデンでの住宅の需要数にも関る事なので全てに
於いて、日本と比較することは出来ません。
サッシ製造の工程では、パインの木枠を機械で接合したものをおじさんが運び、女性が受け取り今度は、専用の台
に乗せ、そこで枠と障子を滑り出し金物で接合する。この金物はほとんどがドイツ製です。そして、おじさんがトリプ
ルガラスを障子に嵌め込み、最後に二人で押縁を取付て完了!ご覧の通りのシンプル工程で製作されています
が、一人一人が丁寧且つ慎重に作っていますので、万一の故障にもそんなに苦労せず解決が出来るのです。
日本との比較で恐縮ですが、何故木製サッシが100%近く使われるかと言うと、当然その性能、デザイン、癒し等
様々な理由がありますが、もっとも簡単な理由にはレッドパインが豊富に取れるからということなのです。
しかもWWF(世界自然保護基金)管理下等のFSC認定材がほとんどで、きっちりとした計画伐採・計画植林のもとに
生産されている木材なので、その点でも心配はありません。
環境問題においても、アルミサッシを作るのに一体どれだけの莫大なエネルギーを必要とするのか!?しかも、リ
サイクルが可能だと言っては莫大なエネルギーで二次的加工を必要としていることも間違いではありません。今、し
きりにリサイクルが叫ばれていますが、当然それも大切な事ではありますがその前にリデュースつまり、そういう環
境負荷の高い物を作らなければ良い。原因がなければ結果もないのですから。
大きなエネルギーをジャブジャブ使い、そしてリサイクル費用もかかるアルミサッシを作る理由はどこにあるのでし
ょうか?
「そこに豊富な木材があるから」 窓も木で作るのです